吉原木工所

自分たちの、目と

すべて木でつくられる組子において、材木の良し悪しが最も重要なのは言うまでもありません。「木でつくる」ことに加えて「木を選び、見極める」こともまた、職人たちの技の一つ。

自分たちの、手で

吉原木工所のものづくりは、競りの現場まで出向き、まだ丸太の状態の木を見て、ふれて、自分たちで木を選ぶことからはじまります。

材木の色味

  • 檜材

    檜(国産)

    耐久性、保存性が高く、寺院仏閣の材料としても使われる高級材です。色は白っぽく、使用していくうちに風合いが増し、経年変化を楽しめます。

  • 杉材

    杉(国産)

    純和風の空間との相性が良く、鮮やかな木目の表情が楽しめます。色味のばらつきや個性が、時間を経るほどに味わい深く変化していきます。

  • スプルス材

    スプルス(外国産)

    比較的安価な材木で、和洋どちらの空間にも合います。経年変化を味わうというよりも、できあがった時の美しさを楽しむ素材です。