酒の山尾様(江津市)
- 組子入りガラス戸
- 伝統組子角麻の葉
- スプルス材
90度に交わる正方形の格子のなかに組み描く麻の葉を「角麻(かくあさ)」と言います。伝統的な書院障子にしばしば見られ、ポピュラーな組子細工として知られています。直線や市松模様などテトリスのようなおもしろい表現ができるのも角麻の魅力です。
今回、角麻で描いたのはお店のサイン。文字がなるべくはっきり映るよう細かなピッチ調整に思いのほか時間がかかってしまいましたが、とても存在感のあるエントランス扉になりました。
江津の国道沿いにあるお店で夜になると店内照明に照らされてとてもよく見えます。お施主様にもとても喜んでいただきましたが、後々まで地元の人たちから「見たよ!」とお声掛けいただきました。