「みんなのヒカリ」 組子テーブル。

松江市の一大祭り「松江水灯路」が今、盛大に開催されています。

今年は60年に一度の出雲大社大遷宮祭と重なり、全国各地より詰めかけた大勢の観光客のおかげで例年にない盛り上がりを見せています。

 

 

あるご縁がきっかけとなって、実は私もこのイベントに参加させていただいております。

 

建築設計士として活躍される佐々木望(ささきのぞむ)さん、柴田直人(しばたなおと)さんによる企画・設計。

「みんなのヒカリ」。

市民のみなさまと吉原木工所の職人が一つになり、「ヒカリ」をコンセプトとした組子テーブルをつくりました。

 

 

今回作ったのは1×1メートルのテーブルなんと19台! 格子状に仕切ったテーブル枠のなかにそれぞれ筬欄間(おさらんま)の意匠とした組子をはめ込んでいくという壮大なプロジェクトです。

9月初頭に開催したワークショップには若干30名もの方にご参加いただき、市民のみなさまと一緒に組子をつくりました。

始めはにぎやかでワイワイとした雰囲気ながらも、、組み始めるとみんな真剣そのものです。 ものづくりって、ほんとうに奥深いですね。

欄間より小さいとは言え200枚を超える組子をみんなで一つひとつ組み仕上げました。

 

作業時間4時間超・・・    最後はみんなヘトヘトでした。。。 (It,s  cool!)

 

組子テーブル、ワークショップにて。

 

組子テーブル、ワークショップにて。

 

組子テーブル、ワークショップにて。

 

 

 

 

「みんなのヒカリ」。

週末にはカフェイベントと合わせて武家屋敷庭園を壮大なスケールで照らします。 話題が話題を呼んで、、どうやら毎週500人を超える人たちが庭園を訪れているそうです。

これだけのプロジェクトに携わらせていただいたことに何よりの感謝・・感謝です。

横長で知られる島根県。 西と東それぞれ接点や情報共有も薄いと思われがちですが、ものづくりをとおして県民の架け橋になればと思います。

 

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松江水灯路 武家屋敷にて。

 

松江水灯路 武家屋敷にて。

 

 

 

 

組子欄間とは元来、和室の装飾品。 大人でも背伸びしないと手の届かないところに在るものです。 それでもこういった新しい形でたくさんの人の目に、手に触れていただけることは作り手として非常に感慨深いものがあります。

「オレ、くみこしょくにんになる!!」

そんな子供たちを育てることも、私たち職人の大切な仕事なんだとおもっています。

 

 

松江水灯路 http://suitouro.com/
(10月末まで開催)

 

 

 

2013年10月24日

カテゴリー : 組子