井筒とは、井戸の周囲に設置してある円筒状や四角形の囲みのことをいいます。生活に欠かせない水に関わる紋様として古くから図案化されました。 平安初期に成立した伊勢物語の二三段。 「筒井つの井筒にかけしまろがたけ過ぎにけらしな妹見ざるまに」 歌のなかで井筒に二人の思い出を重ね、恋しい思いを綴っています。