リビング障子。 ブラック塗装品

「組子に色塗装は出来ないの?」

お客様からそういった声をしばしば聞くことがありますが、吉原では組子の色塗装については基本的にお勧めしていません。

吟味した良質の木の風合いが半減してしまうこと。 また、仕口の際(きわ)まで塗装が入りにくいため、細工に複雑な手順を踏まなければならないことからです。

 

とはいえ、 どうしても・・・と言われるお客様に限っては対応させていただいております。。。

 

 

横浜のとある業者さまよりご注文いただいて、この度初となるブラック塗装のリビング障子「重ねりんどう」 を作りました。

 

  ブラック組子

 

ブラック組子

 

木なりが一般的とされる組子ですが、原色もこうして見ると、なかなか、、悪くないです。。 どちらかと言えば住宅というより店舗といった商業施設向けかもしれませんね。

今回使ったのは自然塗料のオイルフィニッシュですが、どんな塗料でも材(木)によっては塗料が乗らないもの、ムラになり易いものがあります。 トラブルを避けるため、お客様には実物サンプルで色味確認いただいてから制作に入りました。

納品までいろいろと心配しましたが、ご満足いただいたようでほっとしています。

 

ハツモノでしたが赤やら黒の組子も将来的にはアリかも・・と素直に思った次第です。

でも、職人の私としては木なりの方がやっぱり好きですけれど。。(固定観念??)

 

 

 

 

 

2013年10月14日

カテゴリー : 建具name組子