引き戸の魅力。 ~麻の葉 片引き戸~

和歌山県の業者さんからご依頼いただいて、「特別な引き戸」を作りました。

 

 

葉鉋(はがんな)

 

麻の葉

 

 

 

廊下から和室への入り口。 邸宅の見せ場となる重要な引き戸ということもあり、ぎっしりと麻の葉を組み込んだ見応えのあるデザインです。

組子は両面仕様。 和紙アクリルを組子ではさみ込んで、内外どちらから見ても細工がうかがえるとても贅沢な作りになっています。

これまでいろいろな組子建具を作ってきましたが、材、意匠ともこれだけ凝った建具にめぐり合うことはそう滅多にありません。

一枚の建具に全神経を集中させ、何日もかけて作りあげる・・ 建具職人として、これはまさに冥利に尽きるというものです。 ご依頼くださったお客様に心から感謝、感謝です。

 

 

麻の葉 片引き戸

 

 

麻の葉 片引き戸

 

 

 

展示会やHPの甲斐あって、最近は全国から組子建具の制作依頼をいただくようになりました。 価格ももちろんですが、デザインや材質の違いについても提案してほしいと言われるこだわりのお客様。

「家のどこかに組子を取り入れたい。」
「ここの建具だけは吉原さんに作ってほしい。。」

そんな声をかけてくださる方もあり、作り手としてほんとうに嬉しく励みになります。

職人の私にできること。 微力ながら、恐縮ながら、、お役にたてることがありましたら何なりとお申し付けいただければと思います。

 

 

 

古くから、空間を仕切る日本の引き戸は建築のなかで最も重要視されてきたといわれます。

量産工場で作られる既製品建具が主流となった現代でも、こだわりを持ったお客様がたくさんいらっしゃること。

 

大切な空間への入り口・・。

「あの扉の向こうには、どんな素敵な空間が待っているのだろう。。」

 

日本で生きる職人として、そんなワクワクさせる演出ができる建具づくりを目指したいと思います。

「引き戸の魅力。」 伝わりますように!!!

 

麻の葉 片引き戸

(両面組子 麻の葉 片引き戸)

 

 

 

2013年10月10日

カテゴリー : 建具name施行事例